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粋鏡コレクション/奥野一香作双玉宗歩好島黄楊根杢盛上将棋駒/使用品
　金蒔絵時代駒箱・粋鏡庵落款付き桐製平箱付・竹井粋鏡著「棋具の匠」・直筆サイン「粋鏡なる試み」(K936)


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　「奥野一香作宗歩好（そうほこのみ）」。本作、昨年（2024年）6月に将棋世界誌に告知され同誌の関連ウェブサイトにて販売された「粋鏡コレクション（伝説のコレクター、竹井粋鏡師のコレクション）」の内の一点です。平箱蓋裏に粋鏡庵の落款印がございます。ご覧の通り出来・木地・状態ともに良好。竹井粋鏡氏のコレクションにふさわしい逸品です。
　金蒔絵の時代駒箱が付属いたします。これがまた、すごい品。隅丸、紐縁（ひもぶち）。当時の職人の技術の高さが偲ばれます。

　「奥野一香作双玉宗歩好」。近代将棋駒の祖、奥野一香の作品です。
　本作品につきましては竹井粋鏡著「棋具の匠/奥野一香の謎に迫る（将棋世界誌2022年7月号〜11月号に連載）」に写真とともに詳しい解説が掲載されております。掲載誌をお付けいたしますのでご覧いただけます。

　「奥野一香」。明治期〜昭和初期にかけて豊島と人気を二分したのが奥野一香（初代藤五郎・二代目幸次郎二代の銘）。その作品数の少なさから師の作品は今日マニア垂涎の的となっています。

　書体は「宗歩好」。概ね大正期までの旧タイプです。有名な連盟の名人駒（宗歩好/新タイプ）はこの書体をアレンジしたもの（「棋具の匠」）と言われています。
　木地は御蔵島黄楊根杢。当時は御蔵黄楊は高級駒に限って使用されました（当時の奥野の作品のほとんどが薩摩黄楊でした）。連盟の宗歩好も御蔵島黄楊です。
　使用されておりますが、状態は良好です。作者銘・書体銘のトビはありません。

　余り歩は２枚です。
　サイズ（縦＊横＊厚さ）　王将29.7＊24.9＊9.7　　歩兵25.7＊18.5＊7.3
　付属品
　前述いたしました金蒔絵の駒箱・駒袋
　竹井粋鏡著「棋具の匠」の掲載されました将棋世界誌（2022年7月号〜11月号）
　粋鏡コレクションの告知されました将棋世界誌（2024年6月号）
　粋鏡庵落款印付き内蓋付桐製平箱
　粋鏡直筆サイン付き、竹井粋鏡監修「粋鏡なる試み」
　以上が付属いたします。


粋鏡コレクション/奥野一香作双玉宗歩好島黄楊根杢盛上将棋駒/使用品
　金蒔絵時代駒箱・粋鏡庵落款付き桐製平箱付・竹井粋鏡著「棋具の匠」・直筆サイン「粋鏡なる試み」(K936)

　 販売価格　　　１，１５０，０００円　　（税込・送料込）



　▲商品到着後７日間、返品可能です。もちろん代金は全額返金させていただきます。ただし、到着後使用していない場合に限ります。返品送料のみご負担くださいませ。


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